昔話をするのは年寄りの悪いところと言われますが、一説によると「老けない」とも言われているらしい。というわけで前向きに昔話を。
ちょっと時間が空きましたが、長らく移行期間があったADSLが今年の1月31日に完全終了したとのことです。
ADSLと言えば、私は今から26年前に契約をしましたが、その前は28,800bpsのモデムを使用しており、それまではWEBページを見るにしても「画像を表示しない」というオプションをONしており、「何が表示されているかよくわからん」状態だったのですが、もっともWEBと言えば2chのような掲示板を文字で見ていました。
で、ADSLというのが出るらしいという話が出て、住んでいるところでサービス開始早々、電話で契約をしました。オペレーターの方が「ベストエフォートなんで・・・1.5Mbpsの速度は保証しません。」と言っていたのを思い出します。もっとも実測でほぼ1Mbps以上出ておりかなり快適になりました。まさにブロードバンドの幕開けを感じました。当然このころからIEの「画像を表示しない」オプションを外しました。
26年前(2000年)といえば、今は完全に忘れられた感のあるインパク(インターネット博覧会)も思い出されます。もっとも見に行きましたが何が何だか分からなかった記憶があります。
PCでいうと、IntelとAthlonがGHz競争を行っていました。WindowsXPが出る前で、 IEのバージョンは5とか5.5でした。Dual Pentium IIIのマシンにWindows 2000を入れて、K6-IIIのマシンにWindows MEを入れました。K6-IIIは前のメインマシンでこの年にDual PentiumIIIのマシンを組み立てました。マザーボードが840のものでE-ATXだったのでフルタワーのケースを担いで帰ったのが懐かしいです。当時はパソコンと言えばネットをやるというよりプログラミングが主で、K6-IIIやPentium IIIのマシンでTSPSolverのアルゴリズムの改善に取り組んでいたのを思い出しました。当時、K6-IIIとPentium IIIはクロックは違うものの、同一クロックならほぼ同じ性能で、TSPSolverの実行速度もクロックに比例していました。
各PCは、TCP/IPではなく、NetBEUIでつないでいたのを思い出します。ADSLの最初期はPCにADSLモデムを直結していました。さすがに「大丈夫か?」ということで、セキュリティを考えてこのような構成にした記憶があります。Windowsのファイル共有をインターネット側に出さない措置になります。もっとも当時はウイルスもあるにはありましたが、今から思えば牧歌的ではありました。
その後、引っ越し時に8Mbpsのものに契約変更し、下記のブロードバンドルータ付きのモデムを購入し使っていました。2005年頃ですが、8Mbpsといっても実測で2,3Mbpsだったのを記憶しています。Wi-Fiも設置していましたが、SSIDをみると家だけだったのを思い出します。
その後、2008年に、キャンペーンをやっておったので光回線に変更しました。ので私のADSL歴は8年で幕を下ろしました。またこのADSLモデムも3年程しか使っていませんでした。
光の方は2012年に一度200Mbpsに変えてそのまま使っていたのですが、昨年(2025年)に1Gbpsに変更しました。もっとも体感ではスピードは変わりません。実測では200Mbpsの時代はほぼ200Mbpsの上限が出ており、1Gbpsに変更後は400Mbps程度です。
これは、ご近所さんが光を契約して使うようになったのでそことの共有とのことで、もちろんですが、Wi-FiのSSIDも今では自分のものを見つけるのにも一苦労です。
とまぁ、ADSLを使わなくなって18年になるのですが、それでもいつか使うかもと思ってモデムの方は予備機と合わせて2台残しておりました。ADSLサービスが終了するというニュースを聞いてオークションに出していましたが、大量に出品されており、売り時を逃してしまいました。
ADSLの普及に合わせてサーバーの運用を開始し、Windowsは怖いからLinuxでメールサーバー、WEBサーバーを公開したり、そのノリで本を出したりと、当時を思い出すとなつかしい思いがします。今なら当たり前のように電車でネットをしていますが、当時は何も無かったところからインターネットが出現し様々な進化をリアルタイムで体感できたことはそれはそれで幸せかもしれません。
ありがとうADSL!

