弁護士の方が裁判官マップというサービスを作成・公開されました。
「裁判官は国民の人生を大きく左右する判断を行う立場にありながら、その評価がフィードバックされる仕組みがほとんどありません。」
ということで作成されています。
私も同様のサイトを作成しようかと思い仮で運用をしていますが、口コミを入れるところが出来ていませんでした。
そういった中でこういうサイトが出来るのは喜ばしいことです。(と同時にITのプロとしては、先を越されて恥ずかしい限りです。)
普通に生きていたら裁判を行うことはほぼないので、裁判や裁判官がどういうものか想像がつかないかと思います。私の場合、裁判官と言えばエリート中のエリートという印象を持っていたのですが、いざ裁判を経験すると愕然とします。
私自身の具体的な話は別途行いたいと思いますが、おかしな判決というのは、私が指摘するまでもなくニュースでやっており、お題目ばかりで役に立たない司法(注、あくまでも個人の感想です)が『失われた数十年』に貢献しているとも言えます。
公平さを保つ為に補足しますと、私の経験上良い裁判官もいらっしゃいますし、また判決を公開しており、これはこれで裁判官へのプレッシャーとなりえます。民事裁判は全ての判決を公開する制度が始まるとのことで、自浄作用も徐々にではあるが期待できるところではあるかと思います。裁判官マップが自浄作用のプラスになればと思います。
機会と需要があれば具体的な話をしたいと思いますが、下記、私が裁判を経験して思ったことを書きます。
・裁判に慣れる。費用は掛かるが人生において一回は裁判を経験したほうがよい。裁判に最もエネルギーを注げる人間は当事者ということになる。『どうしても許せない』というときに裁判の主人公が十分に実力を発揮できるようにしておく。
・三審制とは名ばかりで、ほとんどの裁判が一審で事実上終了となります。二審の裁判に行ったときにやる気のない裁判官をみて残念な気持ちになりました。実際1回で終わって「棄却」となりました。
・判例検索を行い自身でも勝ち負けの感触をつかむ。また判例に即した「勝てる」弁護士を探す。これは私が判例を検索していたにも関わらず、弁護士との打合が十分でなく、その判例を活用することができませんでした(これは残念であります)。
・今ならAIを使うのもあり。
・負けた時のことも考える。不当判決を食らうこともあるので、負けたときに『裁判の内容を自身でも公開』できるようにした方がよい。ニュースで取り上げられるとおり「不当判決」というのはよくあることで内容が間違いなければ公開したほうが社会正義となる。私の場合は裁判ではないが日本観光通訳協会(JGA)の法令違反についてということで悪徳協会について公開しています。
・多くの人が記者会見をするのは裁判官や被告にプレッシャーを与える(いい加減な判決を出させない)為だと思われる。
・判決より相手の主張を引き出すのが重要なことがある。裁判では相手が嘘をつくことがある。こちらが証拠を握っているときには裁判で相手の嘘が暴かれることがある。
・今なら裁判官マップを見て、裁判官の考え方を事前に調査できる。
とこんな感じになります。多くの人は「最後の頼み綱」ということで裁判を行うことになりますが、私の場合、合議制だったのですが、ここに書いてある以上のことが起こりました。途中で裁判官が変わり、それまでの流れをぶった切られて判決となり、左陪席の方は研修が終わったばかりの方でいきなり判決文を書いたという状況でした。当然中身はきちんと検討されたものではなく、非常に残念な思いをしました。 変わる前の裁判長はこちらの問題意識をくみ取ってもらえたようで、真実を暴くという面では効果がありましたが、不当判決を受けたという思いは消えません。裁判官マップによりこういう不幸な人が減ることを祈ります。