[ADP開発日誌-公開1周年記念特集 Part1] ADPの1年間を振り返る

この7/30で、ADPをSourceforge.jpさんで公開して1周年になります。本来なら大々的なパーティでもするところですが、残念ながらそこまで流行っていませんが、それでも感慨深いものがありますので、このブログで1周年記念特集でもやってみます。
(もっともこういうふうに、こそっとやっている時が一番楽しいところかもしれません。)
先ずは、この1年間の活動を総括してみます。

ダウンロード件数250件

残念ながらあまり多くないです(他の自作のソフトの方がもっとダウンロードされてたりします)。もっとも最近では、固定客がついたのか、リリースの度に数十件のダウンロードがあり、4月以降のダウンロード件数が150件となっています。
ADPですがまだ開発版なので、ガチであまり使って欲しく無い面もあり、とはいっても流行らせたい思いもあり、といったジレンマを感じるわけですが、Ver 1.0までは開発優先で行こうということでこのまましばらく様子をみます。

バージョン:0.5 → 0.73

この1年でバージョンが0.23増えましたので、このペースで行けば来年の年末にはVer 1.0が出そうです。もっとも途中でスキップ(0.5 → 0.55、0.62 → 0.69)していますので単純には比較できませんが。
この1年で、内部のアーキテクチャーにも手を入れました。特にインタプリタ本体の構造が変わりました。
Ver0.5ではグローバル変数に実行環境のスタックを持っていましたが、途中のバージョン(忘れた・・・Ver0.6付近)からは、スタックを、実行状態を保持するオブジェクトで持つように変更しました。
また、Ver0.69でライブラリを整理し大分洗練されてきたかと思います。

キャッシュ機能の実装、DB関係の充実

機能の実装ですが、大きなところではキャッシュ機能の実装があります。細かなところではDB関係の機能の充実、JSONの対応などがあります。最近では他社からの請負仕事以外はなるべくADPで作成するようにしており、他のプロジェクトのモックアップをADPで作成したりして、この1年で少しは鍛えられたかと思います。

マニュアルがそこそこ充実してきました

マニュアルが大分充実してきました。リファレンスマニュアルで一部抜けているところがありますが、そこはまだ仕様が変わる可能性があるのでそのままにしています(またはサボっている)。
マニュアルは英語版が欲しいところですが、現在のところ日本語版のみです。

Sourceforgeさんについて

当初はダウンロードのみということで使っていましたが、最近ではチケットシステムやSVNのリポジトリもSourceforgeさんのものをメインで使うようになりました。
ちなみに、2011年上半期までの活発なプロジェクトにADPがランクインしました!

その他

LL Eventさんの方で実行委員を募集していましたので、応募してみましたところみごとにとおりました。
今年は、8/20に行われますが、Lightning Talkにも発表者として参加いたします。
80%の出来のADPを発表するのもどうかと思ったのですが、LL Eventに出るというのは目標だったので、早くも達成できたのでよかったです。

ということで次の記事は『次の1年間の目標』を書いてみます。
2011-07-28 | コメント:0件
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