Windowsで、特定のディレクトリ以下のファイル・ディレクトリをコピーする場合、xcopyコマンドが使用できます。
以下、xcopyの使用例
■ファイルサーバーの移行
xcopy /S /E /K /O /X
コピー元 コピー先
コピー元はUNCでも構いません。
上記のオプションを使用すると、ディレクトリ階層とファイル、およびセキュリティ設定と属性がコピーされます。
追加で以下のオプションを指定してもよいでしょう。
/H 隠しファイル・システムファイルもコピー
/Y 既に存在するファイルを上書き(確認メッセージを表示しない)。
/Q コピーしているファイル名が画面にでません。
■特定のディレクトリ間の簡易同期
ある、ディレクトリと同じ内容にしたい場合向きのコピー
xcopy /Y /D
同期元 同期先
/Dは、日付を比較して、同期元の日付が新しい場合、ファイルをコピーします。
日付が同じ場合はファイルのコピーは行いません。
ので、頻繁にディレクトリの内容が変わらないディレクトリの同期を取る場合に同期の時間の節約になります。
先日、知人のマシンにイベントビューワに以下のエラーが出るので調べてほしいと調査依頼を受けました。
ソース:NETLOGON、イベントID:5719
ソース:Userenv、イベントID:1053
調査しましたところ、そのマシンが今流行のSSDを搭載しており、NETLOGON起動タイミングが速すぎて、他の初期化処理が追いつかずくエラーとなるようでした。
残念ながらそれ以上の詳細は解らないのですが、速すぎてだめなら一定時間待てばよいということでサービスを作成しました。
せっかくなので
シェアウェアとして公開します。
あけまして、おめでとうございます。
前回の更新からすっかり時間がたちました。月日の経つのは早いもので、まぁぼちぼち更新します。
今年一発目の技術ネタは、Windowsでのネットワーク接続に関するものです。
Windowsのネットワーク関係の設定で、知らないことはもうないとか勘違いしていましたが、最近知った設定を紹介します。
複数のネットワーク接続がある場合、Windowsではどちらかを優先して使用する設定があります。例えば、ワイヤレスネットワーク接続とケーブルのローカルエリア接続で、両方が有効な場合にローカルエリア接続を優先するように設定する等です。
設定方法ですが、マイネットワークのプロパティ(以下の図)の詳細設定メニューの詳細設定にあります。
以下のように詳細設定のダイアログが出てきます。ここで優先する接続をリストの上にもっていきます。
(下図の設定では、ワイヤレスネットワークが優先されます)
上記のダイアログですが、Windows XPでは、この方法でしか出せないようです。