自動詞と他動詞を考え直す(Part2)、日本人にとっての自動詞と他動詞の恐ろしさ

実に8年ぶりの記事になるのですが、「自動詞と他動詞を考え直す」の続きになります。
ちなみに、この記事は『AIとの共作』になります。文章は私のものですが、特に『I bought yesterday』が持つ感覚について『どう説明しようか?』と思って放置していたのですが、AIの校正により明確な文章にできました。

Part1の記事では、私は『文法上、自動詞と他動詞を区別する意味はあまりない』と言っていますが、これは少し危険で、なぜ一部のネイティブが「I wish」に違和感を持つか?(wishは他動詞)という話になります。例えば、

主語 動詞

という文があった場合、日本人は『文章として成立している』と思いがちですが、ネイティブはどうも『目的語はどうなっている?』と無意識に考えているようです。そして、日本人にとっては(よくわからん理由で)

I go.

は文として成立し

I wish

は、文法的な正しさはおいておいて、文として成立しない。つまり、目的語として、何を望んでいるのか?が明確でないということになります。

ここまででしたら前回の記事の焼き直しになるのですが、日本人にとっての目的語の扱いの難しさは以下の文の解釈になります。

This is the book I bought yesterday.

ここの the も良く議論になるのですが、それは置いておいて、問題はここでの bought(buyの過去形)は『自動詞なのか?他動詞なのか?』になります。

そして見た目の形

I bought yesterday

とは裏腹にここでのboughtは他動詞になります。
上記の文章は、学校では、『関係代名詞』として習います。つまり、

This is the book. I bought it yesterday.

This is the book. I bought that yesterday.

This is the book that I bought yesterday.

This is the book I bought yesterday.

という流れで解釈しがちですが、そもそもネイティブにとっては、上記のようなややこしい変換をしておらず、

I bought yesterday

は、何を買ったか省略されている。不完全な文であり、I bought what yesterday という感覚になっているようです。

さて、さらにややこしいのは、

I bought yesterday.

は完全な文でもあり、この意味では『昨日買い物したことを言いたい』ということで通用するようです。

まったくもって困った話で、I bought yesterdayは文として成立することもあれば、そうでないこともあることになりますが、ここで重要なのは、bought を自動詞か他動詞かに分類した上で文章を解釈することではなく、「目的語を要求する感覚が文脈によって立ち上がったり消えたりする」という点です。
これが、私にとっての英語学習の最大の壁でした。ここではあえてピリオドの有無で区別していますが、I bought yesterdayは、目的語が省略されている(文章の修飾を行っている)場合もあれば、単に目的語の無い文として使う場合もあり、ネイティブは感覚的に使い分けを行っているようです。
(当然ですが、個人個人によって感覚は微妙に異なることになります。特に重箱の隅をつつくような話になるとPart1で言ったように『I wishは自動詞でも使われる』という反論が成立したりします。)

つまり、このあたりの解釈は、文脈(つまり他の文等の関係)だったり、動詞の使われ方だったりするのですが、明確に決まっているわけではなくある種の集合知として整理されているわけです。つまり言語がもつある種の不合理(使っている人には当たり前なのだが説明ができない部分)を如実に表していることになります。
自然言語というのは慣習的に覚える側面があり日本語の場合”は”と”が”の使い分けだったり、数を数えるのに、「いっぽん」、「にほん」、「さんぼん」と「ぽ」、「ほ」、「ぼ」の使い分けの理屈だったりするのですが、これらは明確な基準がなく(数で勝負)のところがあります。
最近のLLMで翻訳ができるようになったのは『個々の単語の分類』だけにとどまらずに『膨大な文脈からの言語の再構成』が自然言語学習の王道ということを示唆しています。

ここで、冒頭の話に戻るのですが、『文法上、自動詞と他動詞を区別する意味はあまりない』といったのは実は『文脈や伝えたい意図によって、動詞は目的語を伴うか伴わないか分かれたり、自動詞のみで使ったり、他動詞のみで使ったりする。重要なのは分類ではなく文脈を読み取って適切に構文を読み取る能力。』ということが言えます。

英語学習と自分自身のデバッグ

コロナ禍ですっかり生活が変わってしまいまして、最近ミラーレス一眼レフカメラを買おうかレンタルしようかと思っています。
写真に凝りだして、SNSも出入りしたりしていますが、最近某SNSで、『ソフトウェア開発の会話を英会話教師に求めるのは無理』とか『TOEICは役に立たない』という趣旨の書き込みを目にしました。

この書き込みがどれぐらい説得力があるのかは不明ですが、私自身も過去に同じようなことを言いたくなる気持ちになったこともないわけではないので、書きたい気持ちはわからない訳ではない。

この発言が自分の劣等感をごまかす為にやっているのなら、これ以上は英語力が伸びないので、捨て台詞的に書き捨てたあとは英語学習から離れた方が精神衛生上は好ましいかもしれない。

『何故英語が伸びないのか?』と自問自答した時に『自分の能力不足』というのを認めたくなくついつい『そこまでする必要はない』と自己防衛的に思うようになる。
または、一向に上達しない状況に対して、本能的に『無駄な努力』と思うようになる訳です。

これにより最初の発言『英会話講師にソフトウェア開発の話は無理』とか『TOEICは役に立たない』という発言に陥ってしまう。

英語学習に限った話ではないが何かのスキルを取得しようとすると、自分自身の出来なさと向き合う必要があり、ものすごい劣等感に苛まれるという話である。これが年単位(5年とか10年とか)で続くことになれば、その苦痛は相当なものである。
何年にもわたって自分の頭をデバッグするようなもので、脳がそれを拒否するような感じになる。

巷ではあまり触れられてないが、これが英語力が伸びない一つの理由になります。つまり年単位の勉強のストレスに耐えられない人が多いということになります。

ちなみに当たり前の話になりますが、英語学習において自身が興味を持っている話題(例えばソフトウェア開発)があることは重要であるが、先生にそれを求めるのは違う話になる。自分でYoutubeを見れば幾らでも動画が転がっているのでそれを見て表現方法を勉強すればよい。または相手にも分かる話題(スマホの話とか)を選択すればよい。

TOEICは、色々問題点を指摘されたりもするが、自身の英語力を測るうえでは意外に使えるテストになる。ほぼ毎月やっており、金額も安く、スコア表示で出るのでわかりやすさがある。
一方で、得点を上げるためには難易度の高い問題を解かなければならず、ただ漫然とやっているだけでは得点が上がらなかったりする。
例えば、600点を超えようと思うと600点用に作られた問題を解かなければならない。
TOEICの問題はリスニング、リーディングそれぞれ100問あるが、初級者用の問題から上級者用の問題がちりばめられている。
つまり、点数を上げようと思ったらレベルを上げる必要があり、何年も点数が上がらず嫌気がでることもある。(記録が残っていないのでうる覚えですが、私は500点台を2年程彷徨った経験をした)。
ちなみに、勉強時間でいうと、レベルを上げようと思ったら1日3時間以上勉強する必要があった。1時間はレベルを維持する最低限の勉強時間だった。

もっともTOEICが完璧かというとそうでもない。
過去の私の点数の推移をみると、アメリカ留学前の最高スコアが855で、留学後に受けたスコアが865と10点しか上がっていない。当たり前ですが留学後の方が明らかにレベルが上がっているのでTOEICで測定できないスキルがあることも事実である。そういう意味では確かに500点台でもコミュニケーションが取れる人もいればダメな人もいる。
また、スピーキングに関しては、私の場合は、仕事の特殊性もあり、ネイティブだけでなく、ノンネイティブ相手に如何に通じるかを実践している関係で平易な文法や単語のチョイスになるのでそいうい意味ではレベルが上がりにくい面があり、試験をやればそこまで高得点とならない。

ということで、テスト得点の絶対値に左右され過ぎるのもよくないので自分がどれだけ英語力を必要としているか目標をはっきりとさせることも大事だったりする。
要するに実践が出来ていればテストの点はあまり関係ないということになる。もっとも『実践が出来ないからテストをやっている』ということもあるかと思いますが、留学する時間が無い場合は、今はYoutubeで興味のあるビデオを見るのも実践の一つかと思う。ネイティブ相手なら英会話もよいかと思う。

と長い話になりましたが、まとめますと

・英語学習は時間がかかる。私の場合TOEIC400→850で10年以上、約5000時間はかかっている。
・週1の英会話学習の場合、予習、復習をしなければ効果はない。
・毎日勉強しなければならない、一日最低3時間。
・勉強をさぼるとレベルも下がる。
・毎日勉強しても少しずつしかレベルは上がらない。
・全く聞き取れず、意味が解らない英語を数年聞き続けなければならない。
・どこまで勉強するか割り切りも必要となる。
・私の場合、今の状態になれば、勉強を止めてもレベルが下がらなくなった。

ということになります。
よく中学、高校で6年間英語をやっても上達しない(喋れない)といいますが、せいぜい年間250時間で6年間でも1500時間では出来なくて当たりまえ(出来る人は才能があるだけ)です。

英検1級受験2018年度第1回、TOEIC230、TOEIC-SW 2018/5/13迄の結果

忙しさにかまけて、前回の更新からかなり時間がたってしまい、各テストの結果が積みあがってきたのでメンテナンス不能になる前に結果を書き留めます。
前回の更新から、英検とTOEICが3回、TOEIC-SWが1回追加になります。

英検1級一次得点推移(2016年からは換算値)
  2014
1
2014
2
2014
3
2015
1
2016
1
2016
2
2016
3
2017
1
2017
2
2017
3
語彙・熟語 11 10 11 11 14 15 15 8 15 17
読 解 13 15 10 10 19 15 22 14 19 11
リスニング 18 19 18 17 21 17 20 17 19 16
作 文 4 13 16 16 23 20 15 20 12 17
合計 48 57 55 54 77 67 72 59 65 61
CSE         2014 1940 1897 1909 1888 1888
  2018
1
語彙・熟語 17
読 解 16
リスニング 23
作 文 18
合計 74
CSE 1966
TOEICの成績推移(220回まで)
  190 191 192 193 194 195 196 198 199 200 201 202
L 445 395 420 360 405 415 395 445 420 430 400 425
R 390 370 385 340 370 410 380 350 435 390 375 335
T 835 765 805 700 775 825 775 795 855 820 775 760
  210 211 213 217 220 223 227 230
L 440 440 445 385 415 425 450 440
R 395 425 370 395 415 370 400 350
T 835 865 815 780 830 795 850 790
TOEIC-SWの成績推移
  2014
5/18
2015
5/17
2016
5/15
2017
5/14
2018
5/13
S 120 110 120 100 120
W 140 130 140 150 140

前回の受験後、2017年の秋から通訳ガイドの仕事が本格的に入ってくるようになり、実戦が増えましたがそのおかげでテストの方はなおざりになってしましまた。

英検の結果から、CSEスコアでみると1888と過去最低を2回記録したのち1966で留学後で2番目に高い点を出したので下げ止まりから反転したようです。
実は2018年1回目は勉強時間がとれなく成績もあまりよくないだろうと思ったところでしたがリスニングが伸びて全体の底上げに貢献したようです。
2017年の3回目までは過去問と単語を覚えることに注力していましたが、その後は勉強時間もとれないので趣味と実益を兼ねて英語の本を読むようにしました。
もっとも3、4、5月と訪日外国人のシーズンでそれもできなかったのですが、まぁ方向性は悪くないようですのでこれからは英語の本を読むのとNHKのラジオを中心に精進しようかと思います。

TOEICについてはリスニングが安定しているのですがリーディングの点数の変動が相変わらずで、最後の230回目は実は塗り絵(問題のやり残し)が15問ありました。223回は10問で、227回は5問でした。
ちなみに、227回目のリスニング(450点)ではかなり英語が聞けた感があり今までとは異なる次元に立ったようです。点数の差は10点ですが、それ以上の違いがあるようです。

TOEIC-SWは留学直後の点数に戻ったようですが、こちらについてはこれ以上受験するかどうか迷うところです。というのもスピーキングのスコアが120点とありますが、こちらのProficiency Level Descriptors(能力レベル別評価一覧表)と比較しますと『質問に回答し、基本的な情報を提供することができる。しかしながら、しばしば内容は理解しにくい。』とありますが、この『しばしば』がどの程度を指すのかにもよりますが、実際に仕事をしているなかでそこまで悪くはないなというのが実感で、最近では『お前英語うまいな』としばしば(10人中2人程度)いわれることもあり、要するにテストの評価と、実戦からのフィードバックが合わなくなってきているのでいやはや何ともしがたいところではあります。もちろん受験勉強をきちんとすればよいのかもしれませんが、今となっては受験勉強に費やす時間がもったいないのでどうしたものかというところです。ちなみに上手いといわれるようになったのはここ2,3か月で、それ以前は『私の英語はどうですか?』と聞いたら大抵『acceptable(許容範囲です)』という返答をもらっていました。

スピーキングについて仕事上、最近実感したのですが、必ずしも上手く話すことが良いことではないということで、つまり、最近ではアジア諸国の旅行者が増えましたが、彼らの英語力は低い人では英検でいうところの2級ぐらい(TOEICでいうところの600点ぐらい)のようで、そこをターゲットに話をするようになると『分かり易いんだけど・・・英語としては洗練されていない』という風になるようです。
逆にリスニングについては様々な発音やイントネーションの声を聞くので鍛えられているようです。

自動詞と他動詞を考え直す

珍しくの連続の投稿になりますが、下記の記事ですが調べごとのついでに見つけたものです。

ここがヘンだよ、EXILE その1

この記事によるとwishは他動詞だから必ず目的語を必要とする。タイトルのI Wish For youのwishは目的語が無い。従って、この英語は間違いである。という3段論法である。

実はJ-POPの英語の歌詞に対しての批判の論拠の1つに、『他動詞だから~』があるのだが、この他動詞・自動詞というの考え直してみよう。ということです。

ちなみに、私は中学・高校の英語から離れて大分経つので以下の説明は学校で習う英語と違う場合があるので、中高生の方には以下の理解はお勧めしません。あくまでも実務的に英語を使う場合に自動詞・他動詞をどう理解すればよいかという話をします。

自動詞とは目的語を取らない動詞です。

I went.

他動詞とは目的語を取る動詞です。

I have a pen.

He gave me chocolate. 彼は私にチョコレートをくれた

ここでいう a pen とか me, chocolateが目的語になります。ちなみに目的語が2つの文はなじみがないかもしれませんが、『彼が私にチョコレートをくれた』、『彼が私にチョコレートを買ってくれた(He bought me chocolate.)』等、結構使える構文だと理解できます。

というわけで、英語の場合、文には目的語が0,1,2個の場合があるということです。そしてその個数は動詞によって決まるということです。
さて、ここまで説明しますと、『wishは他動詞だから目的語を取らないとダメ』という話になりそうですが、もう少し話ますと、

他動詞であり自動詞でもある動詞がある。wishはその一例。ということになります。つまり、

I wish

I wish 目的語

両方OKです。つまり文法上はI wish for youはOKとなります。ここまで話すと”for you”の解釈が必要となりそうですが、これは動詞wishを修飾するもの(この場合、副詞句)になります。この辺りは機会があればお話ししたいと思います(これはこれで厄介なものになります)。

以下、整理しますと英語の文法(平叙文)は、

主語 動詞 目的語1 目的語2

となり、目的語の数は動詞によって異なります。が、動詞が決まれば数が決まる訳でもないということです。そして、もちろん使う動詞と文脈によりますが、目的語は省略できることが多いということを知っておくと英語を学ぶ上で少し気が楽になります。

さらに、場合によりますが主語も省略可能です。動詞に関しては省略できないのか?という話がありますが、ややこしいのでこの議論は止めておいた方がよいです。結論としては文の骨格を決めるのに動詞が関わっているということになります。

話が逸れたので戻りますと、文法上、自動詞と他動詞を区別する意味はあまりないということなり、ましてや『他動詞だから目的語が必ず必要』という議論は多くの場合文法上は無意味です。
ちなみに、私のお気に入りの英英辞典(http://www.dictionary.com/)では、自動詞、他動詞という区分ではなく、with object / without objectという扱いになっています。
ここのwith objectが他動詞、without objectが自動詞になります。そして辞書を引けば多くの動詞は自動詞であり他動詞であることもわかるでしょう。ちなみにテストでは必ず目的語を取る動詞とか、一見他動詞に見える自動詞(ある意味例外の動詞)が出題されます。つまり動詞を覚える時はこの辺りのバリエーションを覚える必要があり、マメに辞書を引くことが大事ということになります。

この項の最後になりますが、リンク先の記事では”I wish for you.”の使用例は無いと豪語されていましたが、I wish for you lyricsのキーワードで検索すれば、I wish for youというタイトルを持った曲がごろごろ釣れます(ざっと見て3つありました)。全ての意味をチェックした分けではないですが、少なくとも”I wish for you”という言葉は音楽界では割とポピュラーなようです。元記事の方は何をどう検索されたのでしょうかね。

さて、話がここまでで終われば英語というのは楽なのですが、実はこれで終わらないのが英語の難しいところになります。次回(ヒマがあれば)日本人にとって英語の自動詞・他動詞の恐ろしさの例を紹介したいと思います。

8年越しになりますが、続きを書きました。
自動詞と他動詞を考え直す(Part2)、日本人にとっての自動詞と他動詞の恐ろしさ

ネイティブ信仰を考える

ちょっと前に久しぶりに絡まれたので改めて記事でも書こうかと思っていたのだが、地味に忙しくなってきてそれどころではなくなったのだが、ちょっと思うところがあって久しぶりに投稿してみる。コンピュータネタではなく英語ネタなんですが・・・。

色々と調べごとをしていてとあるサイトに行きついた。そのサイトは英語のネイティブスピーカーがやっているらしく日本人が犯す英語の間違いを取り上げていた。その一つに、とある通信会社が使ったキャンペーンのキャッチコピー

walk with you

が間違っているというのがあった。その主張ではwalkは(命令形の)動詞ということで

貴方と歩け

というような意味になるから間違いだということらしい。

さて、実はこのキャッチコピーですがCMを見れば解るとおり、『貴方と歩け』でも問題ないでしょう。実際にCMでは俳優さんが携帯ということでその俳優(携帯)と人が共に歩くシーンが映し出されている。言葉としてはしっくりとこないが、インパクトがありCMのキャッチコピーとしてはありかと思う。

もう一つの解釈として、

貴方と歩く

という方が日本語としてはしっくりとくるが、ネイティブにはこの解釈は間違いということらしい。もっとも

Walk with you.

だったら、『貴方と歩け』としか解釈しようがないのでご指摘はごもっともだが、

walk with you

である。これ如何に?と思って検索してみると面白いものを見つけた。Edwin McCain – Walk With You これはアメリカ人のシンガーソングライター、Edwin McCainの歌であるが、そのWalk With Youは、

I’ll take this slow sweet walk with you

の略のようで、この場合はwalkは『歩み』とか『散歩』とかの名詞となる。
ということは、どうやら、walk with youは

貴方との歩み

とも解釈できる。もっともこの場合、a walk with youとなるか(?)。また、かの有名な方たちの曲、Walk With You – Ringo Starr & Paul McCartney であれば、タイトルのWalk With Youとその歌詞、

When I walk with you

から、元の文は

貴方と歩く

とも解釈できる。

ということで、どういう意図でこのキャッチコピーを作られたのか気になるところではありますが、どうやら、きちんと調べて作ったコピーであるようです。
こういう英文を見ると日本人全体としては昔と比べて英語力が上がっているような気がする。私は関係者ではないのでこのキャッチコピーの意図は良く解りませんが、たとえネイティブスピーカーであっても『間違っている』と切って捨てられる筋合いのものではないようである。

要はネイティブスピーカーと言ってもその英語力(いわゆる国語力としての読解力)は千差万別で、日本人でもおかしな日本語を使ったりおかしな解釈をする人がいるのと同様に、ネイティブスピーカーであっても時としてきちんとした評価ができないのは当然と言えば当然のようです。
ということで、我々英語学習者はネイティブスピーカーだからといって言うことを鵜呑みにしないように気をつけねばならない時代が来たようだ。

また、中学校や高校の英語の授業では、『英語では主語は省略しない』と教わったが、実際にはちょいちょい主語を省略することがある。過去形でかつ主語がIで口語の場合は省略されることがある。例えば、

Where did you go? (どこへ行っていたの?)

Went to the gym. (ジムに行っていた)

という会話は私もやっていた。が特に咎めらることはなかった(もちろんその他の間違いはガンガン指摘されていたが・・・)。

で、他の人はどういう感じなんだろうと、こちらの議論を見てみると、

質問者: Hope thatというようにI hope thatのIを略すときあるよね?歌なんかでもIが良く省略されるよね。

回答者A: そんなことはない、Hope thatを私は初めてみた。歌の場合、単にあなたがIを聞けていないだけなのでは? まぁ、そういう習慣は止めた方がいい。

回答者B: 命令形の場合、youは省略されるよね。基本は省略しないけど、話し言葉ではIも省略されるよね。(I’ll) see you soon.とかね。

とまぁ、こんな感じのやり取りが続きます。ちなみに回答者Aも回答者Bもネイティブスピーカーのようで、実はネイティブどうしで意見が異なるというのはしばしば目にします。これも気を付けなければならない例になりますね。

こういう話をすると誤解を招きかねないので注意の意味で補足をしますと、何か単語を発した時、日本人はそれを名詞として解釈する傾向があるがネイティブスピーカーは動詞(命令形)として解釈する傾向があるという事実は知っておいて損はないとも思う。つまりwalk with youは貴方と歩けという風に取られる場合もあるということである。

さて、一部の読者の為に、”I’ll take this slow sweet walk with you “を訳そうかと思ったのだが、こっぱずかしいので止めておく(訳せないことの言い訳ではないとしておこう)。

追記:後で記事を読み返すと誤解を招きかねないので少し補足しますと、私も含めてほとんどの日本人にとって、英語に関してはネイティブの方がレベルが上で、受け取り側の英語力によっては疑ってかからずにとりあえず鵜呑みにすることも大事です。ただある程度のレベルになると、何も考えずに彼らのいうことを鵜呑みにしてはダメで、そしてある程度正しい判断ができるようになると英語を使って商売してもいいかなという話です。

英検1級受験2017年度第1回、TOEIC220、TOEIC-SW 2017/5/14の結果

忙しさにかまけていたら、我がブログに変な書き込みが来たので対応しなければならないが、その前に放置していた英検、TOEICの結果報告を。
2017年5月、6月にTOEIC-SW、TOEIC、英検を受けた。結果は以下のとおり、

英検1級一次得点推移(2016年からは換算値)
  2014/1 2014/2 2014/3 2015/1 2016/1 2016/2 2016/3 2017/1
語彙・熟語 11 10 11 11 14 15 15 8
読 解 13 15 10 10 19 15 22 14
リスニング 18 19 18 17 21 17 20 17
作 文 4 13 16 16 23 20 15 20
合計 48 57 55 54 77 67 72 59
CSE         2014 1940 1897 1909
TOEICの成績推移(220回まで)
  190 191 192 193 194 195 196 198 199 200 201 202
L 445 395 420 360 405 415 395 445 420 430 400 425
R 390 370 385 340 370 410 380 350 435 390 375 335
T 835 765 805 700 775 825 775 795 855 820 775 760
  210 211 213 217 220
L 440 440 445 385 415
R 395 425 370 395 415
T 835 865 815 780 830
TOEIC-SWの成績推移
  2014/5/18 2015/5/17 2016/5/15 2017/5/14
S 120 110 120 100
W 140 130 140 150

英検についてはCSEで見るとスコアの下げ止まりが見られるが、得点では語彙・熟語が悲惨なことになった。ただこの辺りは出題範囲が変わり他の人も出来は良くなかったようで、その調整がCSEスコアに反映されている模様。
もっとも英検1級の場合はCSEスコアの下限が大体この辺りになる(1900点前後)という可能性もある。いろいろ試してみたいと思う反面、そういうのはいいから早く合格しようとも思う。
留学後に都合4回受験したことになるが、残念ながら英検1級の勉強量は下がって行っている。それにつられてスコアも低空飛行になっている模様で、まとまった時間が取れるのがこの夏だけになりそうなので、次回はもう少し真面目に受験したい。

TOEICの方は、Listeningで解答が追い付かず1問パッセージで休憩を取った。またReadingは塗り絵が2問だった。
散々受験して解ったことはTOEICに関しては、
リスニング:全てのパッセージが聞き取れてマークが出来る。→450点前後
リーディング:最後のパッセージまで解けた(特に急ぐとかがない)。→420点前後
で860点(Aクラス)になるようだ。

TOEIC-SWの方は、スピーキングが100と過去最低となりかつライティングが150と過去最高となった。実はマイク調整でスピーキングはいつもボリュームを少し上げていたのだが今回はテストですんなりと通ったのでそのままで(つまり真ん中)で行った。
どうもこれが悪かったらしい(と言い訳をしておく)。『通訳案内士たるもの仮にもTOEIC-SWのスピーキングで100点とは如何なものか?』という思いもあり再受験しようかとも思うが面倒なのでやめておく。

全体を通して思うのは点数にブレがあるようでつまり能力が安定していないということで、更なる精進が必要だと実感した。

留学後、どうしても勉強量は減るのである程度の点数の低下は仕方ないかと思う。ただ、実際にネットの記事を読む場合も以前と比べて格段に快適に読めるようになったし話をしても通じているので、ある程度の点数を取るとこういう実力の向上は点数に反映されない(にくい)のかと思う。
もっともネイティブ発言で聞き取れない場合があるので、まだまだ訓練は必要だと思う。

英検1級受験2016年度第3回、TOEIC217の結果

 忙しさにかまけているうちに、前回の更新から冬が過ぎ、Ryzenが出荷され、桜の季節になりましたが、2017年度第1回の英検の申し込みをしたのですが、2016年の第3回の結果をのせていなかったので、遅ればせながら結果を掲載します。

英検1級一次得点推移(2016年からは換算値)
  2014/1 2014/2 2014/3 2015/1 2016/1 2016/2 2016/3
語彙・熟語 11 10 11 11 14 15 15
読 解 13 15 10 10 19 15 22
リスニング 18 19 18 17 21 17 20
作 文 4 13 16 16 23 20 15
合計 48 57 55 54 77 67 72
CSE         2014 1940 1897

TOEICの成績推移(217回まで)
  190 191 192 193 194 195 196 198 199 200 201 202
L 445 395 420 360 405 415 395 445 420 430 400 425
R 390 370 385 340 370 410 380 350 435 390 375 335
T 835 765 805 700 775 825 775 795 855 820 775 760
  210 211 213 217
L 440 440 445 385
R 395 425 370 395
T 835 865 815 780

前回偉そうなことを言ったのですが、2016年1回、2回、3回と徐々にスコアが下がっていき危機感が出ているのですが、同時に受けたTOEICの成績も芳しくなくどげんかせんといかんと思う今日この頃です。
実は、実際に英検を受けた感覚では手応え自体は変わっていなく点数もライティングが主に下がっているのでテコ入れとしてはライティングを行えばよいかとも思うのだが、リスニングの得点率も良くないのでそのテコ入れも必要かと思う。
TOEICに関しては、例年冬場に成績が下がるがさらに言えばTOEICの勉強はしなくなった上に以前は毎月受験していたが最近では英検に合わせて受けているので、点数が下がるのは致し方ないところかもしれない。

とまぁ、無事に2017年第一回の申し込みを終えたのですが、これで次回の受験で3年経つことになる。当初は2年で合格するはずだったのだが・・・。

と、あまり悩んでも仕方ないので気晴らしに下を見ることにすると、2017年の2月頃のニュースになりますが、京都府教育委員会の発表によると、中学の英語教師でTOEICを受験した74人中730点以上をとったのは16人で平均が578点だったらしい。正直に言いますとこういうニュースを聞くと、

『私を苦しめていた中学時代の英語教師に英語で勝った。』

とある種の程度の低い優越感が出てきてしまうのですが、まじめに『中学の英語教師にTOEIC受験』と考えるといささか疑問点が出てきます。以下、私自身の経験をもとに中学の英語教師にTOEIC730点は必要か?を考えてみましょう。

578点は割と高い

 578点は概ね受験者全体の平均点ということになります。当たり前ですがTOEICを受験しようというのだからある程度自信がある方や意識の高い系の方が受験されるでしょう。このあたりの点数のレベルはC(470-725点)になり、『日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。』ということになります。
私がこのくらいの点(560点前後)の時に『日常生活のニーズを充足する』と言われてもピンと来なかったですが、後から考えるとその位の実力はあったかと思う。実戦がなかっただけだったと思われる。語学留学前のスコアは855点だったが、もっと低い点数で(もっと早めに)留学しても良かったかと思いました。実際に周りの留学者もそのくらいの実力でした。
この点数(578点)ということは基本的な文法はマスターしており、実戦的なリーディングもある程度は出来て、リスニングについても相手が何を言っているかは理解できる。ぐらいの実力になります。もっとももちろん個人差はありますが。

さて、TOEICで578点から730点を目指すには、何が必要かということになるでしょう。
実はTOEICではあまり文法は必要ではないです。全くではないが文法問題はあまり出ないし語彙力や慣れでカバーできる範囲が大きい。もちろん文法のおさらいは必要ですが、日常的に文法をやっているであろう中学の英語の先生には、どちらかというと慣れが必要になるかと思います。
TOEIC受験者で578点ということはリスニングでは問題を聞いている途中で嫌になり、リーディングの問題は最後まで解けないかと思います。これらを改善するにはとにかく数をこなす必要があります。つまり慣れです。ニュースではセミナー受験後にTOEICを受けたとありましたが、私の場合を例にとると、500点中盤から700点を超えるのに概ね3年程掛かりました。1日平均して1時間の勉強だったので1000時間ぐらいの勉強時間になるかと思う。ので、もし教育委員会が本気で英語教師の英語力を上げたいを思うのなら年単位での取り組みが必要になるでしょう。以下、何を慣れる必要があるか、具体的な壁を3つほど説明します。

発音

 発音は本当に苦しんだし今でも苦しんでいます。私が30歳頃に英語をやり直そうと思い英語のテープを聞いた時に、何を言っているのかさっぱりわからなかった思い出がありました。そこから3か月位とにかく聞き倒し、少し自信をつけてTOEICを受験して400点で愕然としました。また、560点ぐらいから700点を目指すときにも、リスニングを再度やり直しました。この時に厄介だったのが中学や高校の時に中途半端な発音の状態で覚えた英単語で、つまり間違った発音で覚えているので、リスニングで聞いても音がその単語に結びつかないことが多々ありました。それを一つ一つ修正する作業が必要になりました。特にカタカナで覚えた英語は厄介で、それは後にも続いていて、ラーニングとかランゲージとかサースデイなんかは留学中に通じないことが発覚して直した。という訳で発音一つとっても時間がかかるということが理解できるかと思います。
発音が出来ていないということはきちんと音が拾えないということで、そういう方は初心に戻って個々の発音記号を覚えるところからやり直した方が最終的には時間の節約になります(というか私は結局発音記号を覚えた)。
・辞書で発音記号を見たときに発音が再現できるか?
・知らない単語を聞いた時にネットで検索できるぐらいに音が拾えているか?
ということになる。もちろん完璧にできる必要はないが、ある程度は出来る必要があります。

私は留学中に『お前は何を言っているのか解らない』と言われたのでスピーチの時に原稿を書いた後に、読み仮名のように発音記号を付けて発音記号を読んでやったことがあった。そうしたら『少しましになったじゃん!』と褒められた経験がある。

ちなみにここまでやっても私の発音は日本語訛りが抜けきってないようで残念ながら誰かを教えるなんて程遠いと思っている。せいぜい会話に困らない程度になっている。
先生として使えるようになるまでにはさらなる努力(または才能)が必要で、730点レベルという教師としては中途半端で使えない能力を身に着けさせる意味がどこまであるかと疑問に思う。むしろALTを充実させた方が良いのでは?と思います。
ただ、英語の発音は悲しいくらいに日本語と離れていて、日本語も完璧でない中学生にそこまで教える必要があるのかとも思える。私が中学の時の頃を思い出すとその当時に例えばネイティブに発音を教えられても多分できなかったでしょうからその後の苦労は変わってなかったかもしれない。つまりやりたい人だけがやればよいかと思う。

文法

 中学英語の文法にも後々苦しめられた。正確には文法というか英語のテストのやり方で、文法を元にして英文に正解不正解を付けるところにある。例えば以下の文を見たときに、何と解釈するかである。

The man standing on the bridge.

多分、中学の英語の先生なら反射的に『isがない!』と思うかと思います。実はこの文は恐らく通じます。というか文脈を考えた場合、

The man standing on the bridge.

と言おうが、

The man is standing on the bridge.

と言おうが、両方とも相手から『それで、彼がどうした?』と言われるでしょう。角度を変えて説明すると上の文は文法的に間違いとまでは言えなくて、いわゆるインコンプリートセンテンス(不完全な文)になっているだけです。ので、以下のように(間違いも含めて)日本語に訳すことができます。

The man standing on the bridge. 橋の上に立っている男。

The man is standing on the bridge. 橋の上に男が立っている。

文法の正しさばかりに目が行ってしまい、気を取られてしますと時には相手が何を言いたいのか見失うことがあります。文法というのは意図や情報を伝えるための手がかりであり○×を付ける為のものではないということです。
さらに文脈と絡めて、『橋の上に立っている男は私の父だ。』と言いたい場合は、それぞれ以下の通りになるでしょう。

The man standing on the bridge is my father.

The man is standing on the bridge. He is my father.

こうしてみると元の上の文がインコンプリートセンテンス(不完全な文)であることが良く解るでしょう。元の文に is my father を足すと完全な文になります。元の文は、間違いではなく、その後に続きがあった事になります。
インコンプリートセンテンスに関連してフラグメント(断片)というものもあります。

The man standing on the bridge is my father.

の文は、

The man / standing on the bridge / is / my father.

4つのパート(フラグメント)に分割できます。英語では(に限った話ではないが)フラグメントの単位で意味を理解していくことになります。フラグメントの理解は重要で、これが次に示す語順の話になります。

語順

 英語の語順は日本語と異なりますが、TOEICで730点を目指すには英語の語順のまま英語を理解する必要があります。つまり

The man / standing on the bridge / is / my father.

男 / 橋の上に立っている / は,です / 私の父

の状態で意味を理解します。かなり違和感があるかと思いますが語順を入れ替えないで、そのままの流れで理解する必要があります。語順のマスターは多くのTOEICの対策本にも書いてあることで、研修でも必要と教わったかと思いますが、私も含めてほとんどの日本人がそうですがこれが中々難しいです。
語順を日本語の順番に戻してから意味を理解する場合、例えるとキーボードを見ながら文章を打つのに似ています。タイプをする場合、キーボードを見ながら打つのと見ないで打つ(タッチタイプ)をするのとではスピードが断然違うでしょう。もちろん訓練が必要ですし最初のうちは却って理解が下がる(点数が下がる)ことになるかと思います。が訓練を続けていくとぐっと伸びるようになります。
語順のマスターですが、私の場合は耳で覚えました。リスニング中にイントネーションに気を付けて英語を聞くと、フラグメント単位でしゃべっていることが解りますので自然とフラグメントを理解できるようになるかと思います(もちろん慣れが必要ですが)。
ちなみに、この能力もマスターするのに時間がかかる割に、英語を教えるのに役に経つのかどうが疑問です。まぁ語順をマスターしないとネイティブと自然な会話ができないのでそういう意味では必要かもしれません。
私の場合は3年ぐらい掛かった上にまだまだ完璧ではありません(まぁ何処まで完全を求めるのかにもよるのですが)。

という訳で、言う方は簡単に730点取れというが、それを達成するのに必要な能力を考えるとはたして教師として本当に必要な能力か疑問が出てきますね。例えば体育の先生に『空中ブランコをやれ』というようなものかと思うのだがどうでしょうか?という話でした。

英検1級受験2016年度第2回、TOEIC211、213の結果

地味に忙しくなり、すっかり更新が滞ってしまったブログですが、英検の結果とTOEICの結果が出そろったのでアップします。

英検1級一次得点推移(2016年からは換算値)
  2014/1 2014/2 2014/3 2015/1 2016/1 2016/2
語彙・熟語 11 10 11 11 14 15
読 解 13 15 10 10 19 15
リスニング 18 19 18 17 21 17
作 文 4 13 16 16 23 20
合計 48 57 55 54 77,2014(CSE) 67,1940(CSE)

TOEICの成績推移(213回まで)
  190 191 192 193 194 195 196 198 199 200 201 202
L 445 395 420 360 405 415 395 445 420 430 400 425
R 390 370 385 340 370 410 380 350 435 390 375 335
T 835 765 805 700 775 825 775 795 855 820 775 760
  210 211 213
L 440 440 445
R 395 425 370
T 835 865 815

英検の結果は、前回から成績が下がった。TOEICの方も一度Aランク(865)と取った後に815と点数が下がった。留学直後からどうしても点数が下がってしますのは致し方ないところか。ただ、試験の勉強したり、実際にガイド業務をやってて思うのだが以前より理解力は上がっている実感はある。このあたりは点数では測れないものがあるようだ。もっとも日本語の理解力を100%としたら英語での会話は70-80%ぐらいの理解力でもう少しアップさせたいという気持ちもある。
ちなみに英検の方はリスニングの点が下がり、TOEICの方はリーディングが下がったが、これは持久力が落ちたからのようだ。確かに四六時中英語を使う訳ではないので持久力は落ちるかと思われる。そういえばTOEICのリーディングですが、211回は残り2問で、213回は残り8問だった。
とだらだらと書いたが次回の英検は合格するように頑張りたい。少なくとも点数が下がることは避けたい。

さて、そんなこんなでネットを見ていたら、以下の記事が目についた。
「いつまでも英語や資格の勉強が終わらない人」に共通する残念な考え方
前に私のブログでもリンクさせていただきましたが、いわゆる伝説のプログラマーの記事である。

あなたのやるべきことは英語を勉強することではありません。英語を使って何かをすることです。

実際に英語を勉強している者にしてみればモチベーションを落としかねないコメントですが、私と同様にモチベーションを落としそうになった人に向けて経験談を含めて少し反論しましょう。

多くの日本人にとって英語の習得は時間がかかります。私もそうですがほとんどの日本人は英語に向いていないし英語を使わなくても生きていけました。が、私が英語を勉強していなくてこの記事にあるようにいきなり英語で何かをやろうとしても恐らくダメだったでしょう。例えば英語を勉強しだして最初の方は、たった10分間、英語を読んだだけで体が拒否反応起こしました。とてもじゃないが英語を使って何かをする以前のレベルの人もいるということです。仕事で使えるようになるまでに10年以上かかりました。その間、俺は何をやっているのだ、とう感覚にとらわれながら、一向に上達しないで、ひたすら勉強を続けていき、気が付いたら少しは使えるようになってきたのです。ただ、気を抜くと、このブログでもあるとおり、レベルが下がったりする訳です。なので英語の勉強は恐らく一生することになるでしょう。
まぁ要するに、小学生に『あなたのやるべきことは国語を勉強することではありません。国語を使って何かをすることです。』と言えば、『能書きはいいから』となるでしょう。
英語に関してのアドバイスで何時も思うのですが、通り一遍の話ではなく相手のレベルや状況を鑑みてアドバイスしましょう。

ちなみに、ものすごく気になるのですが、コメント主さんですがプログラミングの勉強もしたことがないそうです。私は独学ですが学生時代にそれそこ四六時中プログラミングの勉強をしていました。特に大学に入ってからはバイト代を本を買うのにつぎ込みましたが、その経験がその後とても役にたったのですが『勉強をしたことがない』というとどうしても技術者として不完全なものを感じてしまうのですが、まぁ、世の中にはそういう技術者もいるんだと感心しました。いや、アセンブラのニーモニックから始まって、ソートとか検索というアルゴリズムの基本はどうやって身に着けたのか気になるところです。

英検1級受験2016年度第1回、TOEIC210、TOEIC-SW 2016/5/15の結果

留学が終わって、各種英語のテストを一通り受験してみました。
結果ですが受験した順番で、TOEIC-SWがS:120 W:140、TOEICは835、英検1級の方は不合格でした。
思い起こすと、2年で英検1級を合格するという目標を立てましたが残念ながら未達成でした。ただ、得点が一次:2014点で合格点が一次:2028点ですので、後14点ということで、このまま精進すれば次回は合格するかと思われます。
TOEIC-SWとTOEICの結果がちょうど2年前と同じで、『わざわざ留学してこれか?』と思い愕然としました。普段ならあまりこういうことで崩れるメンタルではないのですが、さらに英検1級の学校で行ったテストのライティングの点数が低く、さすがにモチベーションを保つことができなくなり最後の頑張りが出来なかったです。もっとも、調子が良ければよかったで勉強しなくなるから実力どおりと言えばそうなのかもしれないが。
ただ、TOEICとTOEIC-SWの点数が低いのはさすがに、勉強していかなかったからのようで、TOEICに関しては今月も受験しましたが、先月よりも出来は良かったです。TOEICですが英検の前後であと1,2回受験したいともいます。
TOEIC-SWの方は、何をすればよいのか今一つ良く解らない感じで料金も高いので、気が向けば年1回のペースで受験しようかとおもとります。
ちなみに、通訳案内士の登録も終わりガイドデビューもしましたが、やはり実践に勝る経験はないようで、仕事となるとやる気が格段に違ってきました。のでガイドの仕事を続けて行けば英語力の維持は可能だと思います。

(1)英検
 今年の1回目からシステムが変わりCSEというスコアで結果が出るようになった。これにより合格・不合格という尺度ではなくTOEICのようにスコアで比較が出来るようになったようです。つまり理論的には、英検準1級と1級を同時に受験すれば同じスコアが出るということらしいです。ということでいつか英検準1級と1級をダブル受験しようかと思います。CSEですが満点が4000点ですが、英検1級で取得できる最高得点は3400点らしいです。
とまぁ、英検の回し者のようにCSEの説明をしていますが、ただ個人的には前の方が良かったという思いが拭えません。例えばTOEICの場合、問題の中には簡単なものもあれば難しいものもあり、それにより得点を10から990へとスケーリングが可能かと思いますが、英検の場合、問題の難易度は1級のモノに集中しておりその難易度から外れたスコアの正しさが今一つ解りません。また自分の過去の得点の推移を見て感じたことは、学習時間と得点が比例関係になく同じような点数をずっと続けるた後にぽっと点数が上がるという感じになるので細かく点数を出されても学習者にとってはどうだろうという印象もあります。
もっとも単に1級合格といってもギリギリで合格の人と余裕で合格の人とはやはり英語力には差が出てくるでしょうから評価する人にとっては使いやすいかもしれません。
という訳で、ここでは一次試験の結果を従来の得点ベースで換算して出します。換算方法ですが作文以外は正確に出せるのですが、作文については満点が変わった(28→32)ので比較の為に従来の点に換算(0.875を掛けて四捨五入)しています。

英検1級一次得点推移(2016年からは換算値)
  2014/1 2014/2 2014/3 2015/1 2016/1
語彙・熟語 11 10 11 11 14
読 解 13 15 10 10 19
リスニング 18 19 18 17 21
作 文 4 13 16 16 23
合計 48 57 55 54 77,2014(CSE)

 全体的に1年前と比べて得点は上がっています。作文が高め(得点率81%、合格者の平均点と同じ)でリスニングが低め(得点率55%、受験者の平均以下)です。リーディング(語彙・読解)は若干低い(得点率63%、受験者の平均)になります。リスニングが低いのは単純に疲れが出たからだと思われます。主にPart2の得点が低いのですが(10問中3問正解)完全に休んでいました。Part1が10問中6問正解で、Part3が5問中4問正解、Part4が2問中2問正解ということでリスニング対策というより持久力をつける方向で精進したいと思います。具体的には英語のドラマを見たりとかになります。
作文については評価が難しいです。というのも英検の予備校での模試の点数はあまり高くなく10点とかでしたが本番では26点でした。作文は前回から評価方法が変わったらしく以下のとおり詳細が出ているのですが、
内容:7点
構成:8点
語彙:6点
文法:5点
(それぞれ満点が8点)となっています。構成の点が高いような気がしますがその他はこんなもんだろうとも思います。
実はエッセイは留学中に何回か書いており結果もそう悪くなかったので模試で10点というので『やっぱり英検の1級は違うのか?』とも思ったでのですがどうも文章の評価は主観が入るので模試の採点者と合わないということでもう予備校にはいかないでおこうかと思ってます。一応本場でそれなりに勉強してきましたからそれを信じることにします。もっとも勉強自体は続けた方がいいので代わりとどうするかは思案のしどころではあります。が、日ごろから積極的に英語を使っていけば大丈夫かなとも思ってます。

(2) TOEIC
 TOEICもちょうど、210回目から試験のシステムが変わりました。リスニングのPartIが少なくなり、PartIIIとPartIVで図が入ってきたり、『この発言の意図はなにか?』的な問題が出たりしました。リーディングでは文章が3つ出くる問題が追加されました。個人的には変わった後の方が解きやすい気がします。

TOEICの成績推移(210回まで)
  190 191 192 193 194 195 196 198 199 200 201 202 210
L 445 395 420 360 405 415 395 445 420 430 400 425 440
R 390 370 385 340 370 410 380 350 435 390 375 335 395
T 835 765 805 700 775 825 775 795 855 820 775 760 835

 210回の結果と190回(2年前)の結果が同じで、『留学の結果がこれか?』と一瞬、眩暈を覚えたのですが、2年前は比較的必死で勉強したのに対して今回はまったく準備をしなかったのでそれにしては良くできた方かもしれないと思いなおすことにした。アビリティーメジャーを見ると『フレーズや文から話しての目的や暗示されている意味が理解できる』というのが追加になり、それの得点が悪いです(得点率50%)。確かにいきなり『どういう意図でこれを言ったか?』という趣旨を問う問題が何問かあり『おっ』とした記憶があります。ただ問題数自体がそう多くなかったので(確か2,3問)、特段対策等は考えなくてもよいかとも思います。強いて言えば前もって問題文を読んだ時に意図の問題だと解れば、そのフレーズを覚えておけばリスニング中に意図を取るのは私にとっては難しくはないかと思います。実際に211回はそんな感じで対応しました。
リーディングは、塗り絵(でたらめにマークしたもの)が9問ありました。最後の2つのパッセージが出来なかったです。こちらの方は完全にペースが掴めなかったようです。ただ正答率は高かったようで、留学前はだいたい5問程度塗り絵で同じぐらいの点数だったのでまぁ回を重ねたら元に戻るかと思う。ただ、前からの方針でTOEICの受験に際して読み飛ばしとかPart??からやるとかを行わないで馬鹿正直に先頭からきちんと読んでやっているのであまり点数は伸びないかもしれない。が、せっかくなので過去最高点(435)は超えたい。ちなみに211回は受験済みでこちらは塗り絵が2問でした。ので少しは点数が伸びているかと思われる。

(3) TOEIC-SW
 一年振りに受けたTOEIC-SWの結果は以下のとおり、

TOEIC-SWの成績推移
  2014/5/18 2015/5/17 2016/5/15
S 120 110 120
W 140 130 140

 こちらもTOEICと同様2年前と同じ点数になった。準備をしていなかったのもあるが、そもそも論として自由度が高いので今一つコツが掴めない。実はスピーキングは15秒で答える問題が1問まるまる落としたのだが(無回答)、結果にはあまり関係ないとも思う。このテストだが、発音とイントネーションの評価をそれぞれ3段階で行ってくれる。今まではそれぞれMediumで今回も変わりないがこれをHighが取れるように頑張りたい。ちなみに留学で変化なしというもの凹む。ちなみに最初のリーディングが留学前は22,3秒前後でパッセージを読んでいたが、留学後は12,3秒になった。読むスピードが速くなったのが実感できた。ライティングは最後のエッセイが270ワード書いた。こちらは留学前が240ワードだったので少し伸びた(得点にはあまりつながらなかったが)。TOEIC-SWも続けて受験したら点数が伸びるとは思うが、毎年誕生日前後に受験しているので恒例行事にしようかとも思う。毎回勉強せずに受験すれば素の実力が図れるのでちょうどよい。

帰ってから意外にやることがあり、ブログの更新をサボっていたのですが、溜めるとやっぱり良くないということにちょっと気が付いた。

語学留学28週目(4/29)終了 TOEIC-SW 2016/05/15の受験

 早いもので、留学が終わって日本に帰国して2週間が経ちました。
留学の方は無事(?)に卒業しまして、その足で帰国しました。帰国後、バタバタしておりましてブログの更新が滞ってましたのが、ここいらでアップデートしておきます。

  10.15
1学期目
11.15
2学期目
12.15
3学期目
01.16
4学期目
02.16
5学期目
03.16
6学期目
04.16
7学期目
Level 106 107 108 109 110 111 112
GPA 3.3 2.9 3.2 3.1 3.0 2.6 2.6

 最後に成績が振るわなかったのは110からリーディング・ライティングクラスに変わった関係でしゃべりの方がおろそかになりそのおかげで今一つスピーキングが上達しなかったようだ。7ヶ月で何処まで上達したがが気になるところではあるが、とりあえず各種資格試験を受けることにする。ちなみに1年振りにTOEIC SWを受けた。結果は良く解らないが音読が前回より早く読めるようになった。前回は25秒程度でパッセージを読んでいたが今回は13秒位で読めるようになった。3倍になれば大佐に褒められるが2倍なので残念ではある。
帰国後の英語力の維持をどうするかだが、ちょっと思案のしどころではある。とりあえず、通訳案内士の登録の方を済ませたのでいよいよ実戦で使っていくのがよいかと思われる。後は、
さらに長期プランになるが、ADPのマニュアルの英語化を進めたいし、一回外資系の企業に勤めてみたい気もしている。悩ましいところではある。

 さて、一通り、留学が終わったので今後の為に反省を行いたい。当初2,3ヶ月の予定で始めたが、結局7ヶ月留学したことになる。帰国して改めて感じるのは何やかんやで会話力は上がったようだ(繰り返しになるがその会話力の維持をどうするかが問題であるが)。一番の反省点だが、発音については日本にいるときにしっかりとやっておいた方がよかった。ネイティブの方は日本語訛りを聞いて、『違う』とは言えるが何処をどう直せばいいかまでは解っていないようであった。そういう意味ではホストファーザーが一番為になった。中国人・韓国人・台湾人の中で悲しいくらいに日本人の発音が一番わるかった。一旦日本に帰国したときにみっちりと発音を練習したらだいぶ治ったようだが、それで他の事(ライティングの練習)を行うとまた発音がおろそかになってもとに戻るという繰り返しだった。
日常生活はあとで振り返ると信じられないくらいストイックだった。4月の後半に日本に帰るとなったら一気にやる気がなくなった。まぁ、テレビもないし7時までには帰宅しなければならないし朝の8:30から授業が始まるわでよくやったかと思う(まぁ、それだけ英語力を伸ばしたかったらしい)。
さて、語学留学ということで語学学校に通った訳ですが選択肢としては大学に通うというのもあったかと思う。これが悩ましいところだが、純粋に語学力を高める場合はやはり一度は語学学校に行って正解だと思った。ちなみに大学となるとコンピュータサイエンスを受講することになるが知っていることをやる場合は何も勉強にならない上に知らないことを学習する場合は英語力がついていかないのでボロボロと聞き損じが出てしまう。知らないことで英語の勉強も兼ねてやればよいのだろうが英語の勉強だけでヒーヒー言っていたのでまぁ英語力に集中してよかったかと思う。ちなみに語学学校でもレベルが110になると基本的な文法は卒業して応用的なことを行ったのだが、応用的なことになると例えばプレゼンテーションの場合、英語力以外の能力の勉強になるため英語の方がおろそかになった。プレゼントとかは充分なので個人的にはもう少し文法等の強化を行いたかった。
クラスメートがほとんどが20歳前後の人になるのでやはりジェネレーションギャップを感じた。大学院とかになるともう少し近い年齢の方と勉強することになるかと思う。もっとも大学院に行く程の英語力が無かったのだが、次回、渡米する場合は大学院か仕事で行きたい。